ブレンドとシングルオリジン

ブレンド（合組）はお茶の生産において最も重要なプロセスです。茶葉の産地や品種などさまざまな特徴を見極め、それらを調和させてブレンドし、味・香り・色のバランスのとれた抹茶を作ります。

シングルオリジンの抹茶は、それぞれに強い旨味、心地よい香り、鮮やかな色など、独特の特徴を持っています。異なる種類のシングルオリジン抹茶をブレンドすることで、それぞれの良さを引き出し、より価値のある抹茶を生み出します。

ブレンド技術により、収穫時期が異なっても抹茶の一貫した風味を維持することができます。

茶業界ではブレンドのことを「合組」と呼び、製茶会社の重要な役割の一つです。

シングルオリジン抹茶は、単一の茶園から作られた抹茶で、MATCHA DIRECT では、同じ生産者の同じ品種の茶葉から作られるものと定義しています。抹茶の世界ではシングルオリジンはまだなじみがありませんが、コーヒーの世界のシングルオリジンと同様の概念です。

それぞれの茶畑で個性豊かな茶が栽培されます。品種の違いだけでなく、生産者のこだわりや茶畑のテロワールを反映した独特の特徴もお楽しみいただけます。

ブレンドとは異なり、シングルオリジン抹茶は次の収穫時期に同じ味を再現できない可能性があります。ただし、この多様性もシングルオリジン抹茶の魅力の一部です。

MATCHA DIRECT では、#100から始まる番号と品種名を記載した商品がシングルオリジン抹茶です。